2012年 04月 27日
恋の街パリ~♪ 旅行 出発編
行き先はいろいろと迷ったけれど、パリに決定。
私が行きたかったこと、子供達が好きだった刑事ワンコの特番でパリのロケがあり、子供達も覚えている景色を実際に見てみたかったことなどが理由。
1つのホテルにずっと滞在して、自分たちのペースで観光名所を巡ることにしました。
ホテルはExpediaで探そうと思ったけれど、車いすでの検索ができなかったので、Expediaに電話して、車いすでも泊まれるルーブル美術館辺りのホテルを探してもらいました。結局美術館からは少し離れていますが、Quartier latin(カルチェ・ラタン)という学生街で知られるエリアでした。少し歩けばお店が並んでいる小道があり、楽しいところでした。
ヨーロッパは古い建物が美しく残っているから、エレベーター、段差、扉なんかは要注意かなと不安でしたが、男性の車いすに対しての気遣いが習慣としてあるのか、どの場面でも頼まずとも手伝ってくれる方が多くて、問題なく乗り切れました。体格もがっしりしているから、小さな私よりむしろ安全かなと、素直に甘えてしまいました。
パリでは世界各地から来ている観光客が集まっているので、お互い助け合いというか、気楽でした。
今回紹介してもらったホテルは、車いすでも快適に過ごすことができたので、後にブログに詳しく載せたいと思います。
成田空港までは車で行き、駐車場に停めることにしました。
障碍者手帳で、駐車料金の割引が適用されるので、車いすの旅行者には助かります。
飛行機はボブのAir Franceのマイレージがたまっていたので、利用しました。
今時の飛行機は、各席のモニターは当然、ゲームなんかもできちゃうんですね。
そのおかげで、心配だったゆうきんぐも、うっきうきでゲームに没頭して静かに過ごせました。
かいさんは、「カイジ」という映画を見ていました。
かいさんの長時間の座位姿勢ですが、両脇に毛布や枕を詰めましたが、やはり下にずれていくことが多かったです。
チェックイン時に、自分の車いすを預けて空港のものを貸してもらいましたが、空港や恐らくエアラインによって貸出の車いすの種類が異なるので、こちらの状態をきちんと伝えた方がよさそうです。
今回は待ち時間もさほどなかったので、用意された車いす(折りたたみ式でベルトなし)で、しのげましたが、長時間だったら、自分の車いすをゲートまで乗りたいと伝えるつもりでした。
座位が安定していないかいさんにとって、ベルトなしの普通の車いすではずり落ちてしまうし無理な姿勢になってしまうからです。
この辺の車いすの違いは、ユーザーでないとわからない世界なので、航空会社の方にきちんと伝えれば問題なく対応してもらえるはず。
ちなみに帰りは、待ち時間が長かったので、ゲートまで自分の車いすで過ごしましたし、着陸後も飛行機のところまで持ってきてくれました。
機内の移動は、通路も通れる細いタイプの車いすを用意してくれて、席まで楽々連れていくことができました。
スタッフの方がお手伝いをしてくれるので、荷物が多くても、小さい兄弟がいても大丈夫です。
シャルル・ド・ゴール国際空港では、専任スタッフの方がBaggage claimだけでなく、タクシー乗り場まで車いすを押してくれました。
私達の荷物の少なさにかなり驚いていました(笑)。
少なくしないとタクシー乗車時に車いすが積めなくなると嫌だったのでね。
大きいバンのタクシーも走っているので、それほど神経質になる必要はなさそうです。
タクシーでホテルまで向かいました。有名ホテルではないのですが、迷うことなく到着しました。