2014年 07月 20日
放課後児童デイサービス
かいさんが低学年の頃は、学校からその学童までの1分程度の距離を送ってくれる方が見つからず、少々苦労しましたが、中学年からは、下校の時間が遅くなったこともあり、支援級の担任の先生が善意から送ってくださって、週2、3回利用することができています。
それがあって初めて私は仕事に就くことができる。本当におかげさまですの毎日です。
そのかいさんも6年生。中学校ともなると学童など存在するはずもなく、みんなは部活に塾にと忙しい毎日になっていきます。
それでもやっぱり仕事は続けたいし、かいさんにも母親とべったりの中学生にはなって欲しくない。
本腰を入れて近隣の放課後児童デイサービスに問い合わせたものの、3件は肢体不自由の子どもの受け入れなし・・・。
どーんと暗くなり始めていたところに、学童のリーダーさんが「新しいデイができて、この前かいさんの話をしたら、まだ受け入れ可能みたいでしたよ。」との情報をくださいました。
このリーダーさんにどれだけ今まで助けられたか。かいさんの心の成長や身体的な成長での介助の仕方等、様々な点で学童という集団で過ごす場所でもかいさんが過ごしやすい様に、工夫してくださっているお方です。
靴を脱いで、低い卓袱台で基本過ごす日本風のお部屋に、去年辺りから車いすで過ごさせてくれるようになりました。じいじの手作りの椅子が身体に小さくなってしまって、卓袱台だと安定して宿題したり絵を描いたりできなくなってきたからでした。
靴を脱ぐ習慣のあるこの国では、車いすで室内に入ることがまず最初のハードルです。
衛生上、消毒してよくタイヤを拭いてから上げてくれていると思いますが、毎度のことだとその一手間がきっと大変でしょう。でも仕事ですから!と笑顔で引き受けてくれます。
そんな優しい学童ですが、残念ながら6年生で利用しているお友達はほぼいません。みんな留守番できちゃうし、それのほうが自由に過ごせるものね。
お迎えに行くと、低学年の子とチェスをやっているかいさんの姿をよく見かける様になりました。
楽しいかもしれないけど、そろそろ別の場所を探してあげないと、と思い始めたのもありました。
そしてやっと見つけたデイサービス。電話で話すと、かいさんの障がいの程度に少々不安そうでしたので、本人を連れて面接をしてもらうことにしました。
副リーダーさんと話してみると、もうまるで受け入れOKな話っぷり。あれ?大丈夫なのかな?
と不安でしたが、本部にも確認をして、受け入れ可能ということになったそうです。
でも2名までしか無理だそうで、その2人目です。ぎりぎり〜。
契約書をもらい、あとは区役所で受給者証の申請をするだけになりました。
区役所の方も、まったく問題なく7月中に利用を開始したいと伝えると1週間程で受給者証が届きました。ナーイス。
そして次に問題となったのが、学校までの業者のお迎え。そもそも学校にお迎えにいく必要がある児童は、通っている学校では、我が家ともう1家族のみ。
それが親ではない第3者が迎えにいくとなると、公立の小学校はざわつきます。
それでも、かいさんのためにデイサービスのスタッフさんと支援級の担任の先生が今後ベストな方法を打ち合わせしてくれるそうです。
昨日、契約書に押印して、受給者証を持ってデイのリーダーさんに初めて会いに行きました。
このデイにはテレビをあえて置いていないんです。DVDに子守りをさせるのではなく、スタッフが各自の出来ることを見極めて時間を過ごして行きますと話してくれました。
利用料はおやつ代込みで1日1200円くらい。送迎の時間帯があえば、それもお願いできるから、安心してお願いできるところが見つかりほっとしました。
慣れたリズムから新しいリズムに変わるとき、失敗もするし、戸惑いもあるけれど、自分が動けば必ず良い方向に物事が動いて行く。
悩んでいる時が1番苦しかった。
動き出したよ、新しいリズムに。
そうそう、入浴介助のほうも慣れてきて、週2回入れてもらえると、その間に夕飯の支度とかできちゃって、なんだか快適です。
う〜ん、幸せ♡