2017年 06月 16日
奈良・京都修学旅行
全行程みんなと同じバスや電車での移動が可能となり、バスの乗降は支援級担任と男性看護師さんが2人で介助してくれたそうです。
旅先ではかいさんはカメラが上手く扱えないので持って行きませんでしたので、支援級のお便りから抜粋させてもらっちゃいます。
車いすで入れる車両を中1の時の校長先生が早めに確保してくれていたそうです。ありがたい。
新大阪からはクラスでバスに乗り奈良へ。かいさんのクラス3-1は全グループみんなの行きたいところがたまたま同じだったので、結局クラス行動のようになったそうで、そこにかいさんと同じグループのお友達も付いて行ったそう。
太子堂で昼食を取り、法隆寺、東大寺、奈良公園を回ったそうです。
鹿がフレンドリー過ぎて、電動車いすでひきそうになったそうですヾ(゚д゚;) あぶなっ。
2日目は京都で班別自主行動。
みんなは旅館で和装に着付けしてもらってから出発です。かいさんは持参した甚平を着せてもらって準備万端。
支援級の友達と2人班に支援級担任の先生と男性看護師さんの4人行動です。
金閣寺ー龍安寺ー昼食(山猫軒)ー清水寺のコースを市バスを使って移動
山猫軒はオサレ〜な穴場的カフェだそうで、担任の先生が見つけてくれたのですが、階段を抱えて降りて入ったそうです。
男4人で京都のカフェでパスタを食べたそうで(*´艸`)
かいさんはジェノベーゼ。
この日はとても暑く、体力を考慮して、清水寺から宿舎まではタクシーを使って戻ったそうです。
車いすもなんとかトランクに入れてバンドで押さえてくれたとのこと。
3日目はクラス別行動。担任の先生の「こんな京都も素敵ですスペシャル」
3-1は三十三間堂ー八橋庵とししゅうやかたーレストラン嵐山で昼食ー嵐山散策ー伏見稲荷のコース
三十三間堂では、全部の観音様の顔が自分の顔に見えたとのこと。仏のかいさんw
伏見稲荷では、支援級担任の先生が120%の気合いで挑んでくださったらしく、こんなに鳥居の近くまで行けてお参りもしてきたそうです。
付き合って結局介助もしてくれた看護師さんにも感謝です。修学旅行の付き添いは数あれど、車いすでこんな過酷なの10年に1度の経験だよ〜と言っていたそうです。ありがたや〜。
かいさんは、初めの鳥居から永遠に続いているように感じたとのこと。
今回かいさんが買ってきた家族への生八つ橋のお土産は、試食して1番美味しかったという桃とイチゴの八つ橋でした。
あんこ苦手な人に頼むと、まーそんなもんです。
お世話になっている方へのお土産は普通の餡子の生八つ橋を頼んでおいてよかった。
帰りは連日の暑さから、クーリングしても37.4度の体温が続いていたとのことで、急遽新横浜駅まで車で迎えに行きました。
最後のバスだけ別々にはなったものの、最高に楽しかった!!と言える素晴らしい修学旅行だったようです。
先生が書いてくれた旅行の間の連絡帳も様子が詳しく書いてあり、思い出になりました。
車に乗った途端、いきなりかいさんが男泣き。
あまりの勢いで泣くので心配しましたが、楽し過ぎて、たくさんの人たちの優しさに触れて、感動の嬉し涙とのことでした。
普段はクールな支援級担任の先生が、暑い中一生懸命抱えてくれたり押してくれたりしてくれたであろう姿を思い浮かべると、その涙の意味もわかります。
よかったよかった。
一生の宝物となる素晴らしい修学旅行でした。
心から先生方、看護師さん、お友達、京都のお店の人達に感謝しています。
直前までいろいろと悩むこともありましたが、行ってしまえば特に心配することもなく、3年目の支援級担任に安心してお任せできたので助かりました。看護師さんから話を聞くと3日間ともにとても暑い毎日で、クーリングと水分補給で乗り越えられたようです。痙攣が起こらなかったこともよかったですが、やはり体温調整を看護師さんに見てもらえたことは、旅を楽しめる重要なポイントだったと思いました。
自分の時の中学の修学旅行はまったく覚えていない・・・。
楽しんできたようです!
また今度話を聞いてやってくださいね。